ぽこの母になるまで。

29歳。初産、妊娠5カ月で死産。 その後の記録です。 前を向いて、きっと私は強くなる。 仲良くしてください^ - ^

火葬

赤ちゃんの骨は小さいので

朝一の火葬でないと骨が残らないとのこと…

 

私の父・母・妹・主人の5人で火葬場へ。

喪服に身を包むのはいつぶりだろう…

 

名前を呼ばれ、喪主は主人。

なんでこんなことになってしまったかな…

 

なんでなんで…

そんなことを考えながら、火葬場の前まで歩く。

自然と涙がこぼれてきて

 

遺体の前では涙を止められなかった…

顔のうっ血はひいていて、とてもきれいにしてもらっていた。

 

燃えるものを沢山いれてしまうと

赤ちゃんも強く焼かれてしまうので

あまり物はいれないでくださいと。。

 

沢山折った折り紙

出産の時に握り締めていた、お茶犬

主人が買ってきてくれた、お花

私たちが書いた、手紙

をいれてあげました。

 

…そう、手紙は退院した日に書いたのだけど

お互いのを見るのはやめようと思っていた。

でも、主人が読もうよといい、読んでみた。

 

汚い字でごめんねの気持ちがつづられていた。

私は、この選択を後悔してないよ と書きながらも

そう思い込みたい一心で書いていた…

 

父の涙も妹の涙も久しぶりにみた。

私の自慢の暖かい家族。

迎えてあげたかった。

 

本当に悔しい。

 

控室に戻っても涙がとまらなくて

1人、トイレで沢山ないた。

 

それでも、涙はとまらなくて

控室で、みんなに気持ちをぶつけてしまった。

こんなの親のエゴでしかないよね…

と。

みんな悲しいのに。

 

家に帰ってからは、家族に優しくされるのもつらくて

1人、部屋でずっとゲームをして気を紛らわしていた。

 

主人は一足先に家に帰っていった。

仕事しながら、本当にお疲れさま。