ぽこの母になるまで。

29歳。初産、妊娠5カ月で死産。 その後の記録です。 前を向いて、きっと私は強くなる。 仲良くしてください^ - ^

20w3d:(再)中期胎児スクリーニング

ついにこの日が。

でも、19w5dに分娩予定の病院のエコーで

かなり安心できたから、気持ちは穏やかでした。

 

待ち時間、過去最高の2時間弱。

きっとじっくりみるからだろうなぁ。。

 

部屋に入ると

先日の技師さんが、ため息と一緒に

「なくなってるといいなぁー。。」と。

 

そんなこと言われたら

再び不安ー( ; ; )

しっぽならよくない?( ; ; )

 

と、思ってました。。

 

エコー写した途端

やはり、しっぽが。。。

 

女医さんの口からは

「オープンじゃないね、、」

と。

 

開放性じゃない?!

じゃぁ何なの?!

 

 

と、また頭がぐるぐる。

再度別の先生に診てもらおうと、技師さん。

(この人、ほんと徹底してた。。。いい人だった。。。)

 

男性のお医者さんが30分後に到着。

私たちは外で待ちます。

中から声が聞こえる。

「えー?じゃぁもっかいエコーするー?笑」

と、このいいかた、、、

何もないのか?!

医者が適当なのか?!笑

 

そして、呼ばれる私たち。

再度エコー。

どれよ?えー?

って、お医者さんは技師さんを信じてないのか

何もないじゃんと。

 

技師さんは必死で伝えてくれてた。

「これです。」

あー、これー?

おー。。。

 

やっぱり、あった。

そして、エコーの見方がプロだった、お医者さん。

背骨をじっくり、今までにないくらい

じっくり終わりまで追っていってくれた。

 

 

「これ、脊髄じゃないねぇ。」

「仙部にできる奇形腫もあるけど、それでもない。」

え、じゃぁ何、、、??

 

もう、泣きそうだけど

なけなくて、、

 

必死で先生の診断を聞き出そうとする

わたし。

 

「胎児の時にわからない二分脊椎もあるけど

潜在性二分脊椎とかね、髄膜瘤とかね

それらだと、生まれなきゃわからない。

でも、少なくともこの子は前のあなたの子のように重篤な開放性二分脊椎じゃない。」

 

「エコーっていうのは、骨も白くうつす。

骨は肉よりも白く映るでしょ。

だから、骨なんじゃないかな?ただ、尾骨が少しだけ長い子なんじゃないかな?と私は思います。」と。

 

 

モヤっとしてるけど

《潜在性二分脊椎、髄膜瘤はほかの子たちと同じ確率で可能性はあるけど、この子は今のところ健常です。》というふうに、私は解釈しました。

 

骨?!

生まれたら削ったりしなきゃなのかな?!

とも思ったけど

「自分のお尻の間、尾骨あるでしょ?女性は脂肪でわかりにくいかもしれないけど、旦那さん、男性なら少し骨がまだのこってるのわかるよね?」

「はい。」

「これが、少し長いだけ」

「それって、どのくらいなんですか?

座ったら気になるくらい?皮膚が削れたりする??、、手術は??」

先生が、自分の体でなんとなく表現してくれる

「笑。こんなものですよ。笑骨を削るような手術は必要ない。これだけのことを、あの技師はずーっと言ってただけです。笑」

 

と、、、、

 

なんだか、お医者さんの話もスンと入ってきたわけじゃないんだけど

なんとなーく。安心できた。

絶対はない

だけど、重篤な病は避けられたんじゃないか?!

 

中期スクリーニングのエコーおそるべし。。。

これにて、私の地獄の1ヶ月は

とりあえず

幕を閉じました。