ぽこの母になるまで。

29歳。初産、妊娠5カ月で死産。 その後の記録です。 前を向いて、きっと私は強くなる。 仲良くしてください^ - ^

入院・処置:1日目

10月19日(木)

主人を送り出し、入院の準備をして

10時00分に病院へ。

 

受付をする頃に母が到着。

本当に付きっ切りで一緒にいてくれて、ありがたい。

仕事もほかの人に代わってもらって、来てくれたみたい。

 

先生の配慮で、健康な妊婦さんの少ないフロアの個室をとってくれた。

(本当に他の患者さんと顔を合わすことなく、過ごせたフロアだった)

 

個室はシャワーなしトイレありのきれいな部屋だった。

担当の助産師さんが挨拶へきてくれる。

とても感じのいい人で、心に寄り添ってくれる方だった。

「辛いけど、一緒にがんばりましょうね。」

「どんな小さなことでも、心配なことがあったら聞いてくださいね」

 と。

 

11時から処置が始まるので…

ネットで調べた通り、準備をしてみる

 

・腹周りをホッカイロであたためる

・痛み止めの座薬をいれてもらう

助産師さんにお願いしたら、明るく対応してくれた。

 

11時:LDRへ移動。ラ三ナリア3ミリを5本。

今まで担当してくれていた、T先生。

ラ三ナリアの痛みがとても怖かったけど、助産師さんと先生の掛け声で

乗り越えられた。

想像してたより、大丈夫だった。

 

 

LDRから戻ると、生理痛のような痛みが続く。

 

 

12時:お昼ごはん

バランスのとれた、とてもおいしいごはんだった。

お母さんは近くのパン屋さんでご飯を買ってきた。

 

しばらく、テレビを見たりおしゃべりしたりして過ごし

 

14時:母は用事をすませに。

17時には戻るわねと言ってくれたけど

2回目の処置が早くなる。

 

16時:ラ三ナリア10本

LDRへ移動。T先生。

今までのラ三ナリア3ミリ5本を抜き、4ミリ10本を入れる。

抜くときも確かに痛かった…

でも、やっぱり入れるほうが痛い!

ふう~~ふう~~

と深呼吸をするけど、もうやだって思った頃に終了。

5分もかかってないはず…

 

部屋へ戻り

18時:夜ご飯

母も戻ってくる。

 

19時:主人が顔を出しにきてくれる。

母は後退で帰宅。

 

21時までは食べていいので

食べたいものを買ってきてもらった。

ポテチ…ファミチキ

我慢してたもん…

 

簡易ベッドはかわいそうと思ったけど

主人が泊まってくれるということで、簡易ベッドを用意してもらった。

 

一端、主人は仕事へ戻り

23時くらいに帰ってきた…

弟も父から話を聞いたみたいで、仕事帰りによろうかなと言ってくれたけど

遅いし…と思ったら、結局こず。

 

主人が帰ってきてからは

家族3人の時間を過ごす。

お腹に手をあてて

「ごめんな。…ごめんな。」

と涙を流しながら…

 

名前は、私達夫婦の名前をとったものにした。

とても気に入ってる。

 

2回目の処置後は辛い生理痛を少し超えたくらいの痛み。

夜は眠りにつくのが遅くて、あまり眠れなかった。

 

最後の夜だった。