ぽこの母になるまで。

29歳。初産、妊娠5カ月で死産。 その後の記録です。 前を向いて、きっと私は強くなる。 仲良くしてください^ - ^

辛かった戌の日。

10月の初めての戌の日、は平日だったので…

土曜日に母と主人と3人で行く約束をしていました。

 

あの時はこんな気持ちで戌の日を迎えるとおもわなかったなあ。。

幸せな妊婦さん、赤ちゃん、家族がいる神社にはいきたくなかった。

でも、神様にお祈りしなくちゃいけない。

そう思って、重い腰をあげました。

 

土曜日の戌の日だったので、御祈祷は妊婦だけ。

腹帯を買って、(はぎれは上司がくれたので…)

イギリスに嫁いだ娘の為に一人で参拝にきているご婦人と

お話しながら並びました。

 

ご祈祷中、自分の名前が呼ばれる時から

涙がこぼれそうで

一生懸命こらえていました。

 

終わった後、抱えていたカバンには

涙がこぼれていました…

 

御祈祷が終わり、外へ出ると

学生時代の友人が旦那さんと仲良く歩いていました。

 

流産したっていってたけど

その後、赤ちゃんできてたんだなあ。

この時期にくるってことは、同じくらいの週数なのかあ。。

 

と、声もかけずに見送りました。

 

その後、主人は仕事へ行き

母と二人でおいしいごはん食べよう!

奮発しよう!と、お店を探しに。

 

おいしそうなとんかつ屋さんでもりもり食べました。

おいしそうなたい焼き屋さんで、立ち食いもしました。

 

母は明るくて、なんでも吹き飛ばしてくれるような強さがあります。

今回の事も

「大丈夫大丈夫、私は先生の誤診だと思ってるからね!」

と、声をかけてくれました。

その言葉を聞いて、道端で涙ぽろぽろ…

水天宮のお守りを抱えて、涙を流している妊婦なんて…

みられたくないと思いながらも、ぽろぽろ…

 

母の涙も久しぶりに見ました。