ぽこの母になるまで。

29歳。初産、妊娠5カ月で死産。 その後の記録です。 前を向いて、きっと私は強くなる。 仲良くしてください^ - ^

21週に入ったよ。

かれこれ地獄の1ヶ月を経て。

何もしないという手もあったけど

調べてよかった。

分娩予定のエコーじゃ見えないものも

見えるってことがわかった。

 

私なりのまとめです。

・クアトロ

陰性が出れば、よかったね、で終えていいと思う。何千、何万という確率はあるけど。

でも、陽性が出ても、心配しないで。NIPTしよう!

※つわりが残ってるうちは、hcg上がるんじゃないか。(疑問)

16000円くらいだったかな?

 

 

・NIPT

お金があるならNIPT。

でも、前提に

陽性だった場合羊水検査が無料であること。

19万5千円ほど

 

・中期スクリーニング

どこの病院で産もうか、前もって決められる。

産まれる前も産まれてからも、自分の子供の身体のことを詳しく知れたら、それっていいことだと思う。

13000円ほど

 

悩んで悩んで

嘔吐するほど、気持ちが病んだこと

忘れないな。。。

 

 

20w3d:(再)中期胎児スクリーニング

ついにこの日が。

でも、19w5dに分娩予定の病院のエコーで

かなり安心できたから、気持ちは穏やかでした。

 

待ち時間、過去最高の2時間弱。

きっとじっくりみるからだろうなぁ。。

 

部屋に入ると

先日の技師さんが、ため息と一緒に

「なくなってるといいなぁー。。」と。

 

そんなこと言われたら

再び不安ー( ; ; )

しっぽならよくない?( ; ; )

 

と、思ってました。。

 

エコー写した途端

やはり、しっぽが。。。

 

女医さんの口からは

「オープンじゃないね、、」

と。

 

開放性じゃない?!

じゃぁ何なの?!

 

 

と、また頭がぐるぐる。

再度別の先生に診てもらおうと、技師さん。

(この人、ほんと徹底してた。。。いい人だった。。。)

 

男性のお医者さんが30分後に到着。

私たちは外で待ちます。

中から声が聞こえる。

「えー?じゃぁもっかいエコーするー?笑」

と、このいいかた、、、

何もないのか?!

医者が適当なのか?!笑

 

そして、呼ばれる私たち。

再度エコー。

どれよ?えー?

って、お医者さんは技師さんを信じてないのか

何もないじゃんと。

 

技師さんは必死で伝えてくれてた。

「これです。」

あー、これー?

おー。。。

 

やっぱり、あった。

そして、エコーの見方がプロだった、お医者さん。

背骨をじっくり、今までにないくらい

じっくり終わりまで追っていってくれた。

 

 

「これ、脊髄じゃないねぇ。」

「仙部にできる奇形腫もあるけど、それでもない。」

え、じゃぁ何、、、??

 

もう、泣きそうだけど

なけなくて、、

 

必死で先生の診断を聞き出そうとする

わたし。

 

「胎児の時にわからない二分脊椎もあるけど

潜在性二分脊椎とかね、髄膜瘤とかね

それらだと、生まれなきゃわからない。

でも、少なくともこの子は前のあなたの子のように重篤な開放性二分脊椎じゃない。」

 

「エコーっていうのは、骨も白くうつす。

骨は肉よりも白く映るでしょ。

だから、骨なんじゃないかな?ただ、尾骨が少しだけ長い子なんじゃないかな?と私は思います。」と。

 

 

モヤっとしてるけど

《潜在性二分脊椎、髄膜瘤はほかの子たちと同じ確率で可能性はあるけど、この子は今のところ健常です。》というふうに、私は解釈しました。

 

骨?!

生まれたら削ったりしなきゃなのかな?!

とも思ったけど

「自分のお尻の間、尾骨あるでしょ?女性は脂肪でわかりにくいかもしれないけど、旦那さん、男性なら少し骨がまだのこってるのわかるよね?」

「はい。」

「これが、少し長いだけ」

「それって、どのくらいなんですか?

座ったら気になるくらい?皮膚が削れたりする??、、手術は??」

先生が、自分の体でなんとなく表現してくれる

「笑。こんなものですよ。笑骨を削るような手術は必要ない。これだけのことを、あの技師はずーっと言ってただけです。笑」

 

と、、、、

 

なんだか、お医者さんの話もスンと入ってきたわけじゃないんだけど

なんとなーく。安心できた。

絶対はない

だけど、重篤な病は避けられたんじゃないか?!

 

中期スクリーニングのエコーおそるべし。。。

これにて、私の地獄の1ヶ月は

とりあえず

幕を閉じました。

 

 

 

 

19w3d:戌の日

中期スクリーニングが終わってから

やっぱり検索魔になる私。

 

でも、同じような症例ってなかった。

仙骨よりしたなんじゃない?

てか、瘤じゃなくて、本当に糸のようだった。

終糸?

 

腫瘍だったら、、

二分脊椎だったら、、

と頭の中はぐるぐる。

 

そもそも、クアトロで陰性だったということは

AFPが低かった。

むしろ、AFPが低かったから21トリソミーの確立が高かった。

 

・AFP低くても開放性二分脊椎であることはある

・クアトロで陰性で今回の私のMoM数値より高い人が、検査機関に相談していて、回答は

今までの何万という検査の中でその人のMoMで開放性二分脊椎だった例は1件もいない。 

 

と、さまざまな記事があった。

開放性二分脊椎でなかったら、、、、

産まないという選択肢はない。

でも、そうだったら、、

前回の子に申し訳ない。。。

だから、あきらめる。

 

そこがボーダーライン。

私の結論でした。

 

戌の日はあいにくの雨。

水天宮ではなく、水子供養をしてもらったお寺にいこうと決めていました。

昔からお世話になってるお寺さん。

わんちゃんねこちゃんも眠ってます。

ご先祖様に守られて生きてるもの、きっと守ってくれる。

 

お寺の安産祈願は、壮大でした。笑

宗呂さんが5人、どんどこ、どんどこ

お経を合唱のように謡う。

 

あかちゃん、ぼこってお腹けってた。笑

 

この日も時間ぎりぎりなのに

旦那さんが食卓の片づけしたり、ごはん食べたりしてて、時間になっても出れない。

私、半ギレ状態。

絶対まにあわない、安産祈願できないよ!

なんてぷりぷりいいながら、

駐車場から距離があるのに走れないので

旦那さんに走れと命令。笑

 

小雨の中、ダッシュして

申し込みしてくれた安産祈願です。笑

 

お寺、、、よかったな。

帰りは、水子さんを守ってくれるお地蔵さんにあいさつして

帰りました。

 

少し気持ちがいい報告に変わった日だった。

絶対開放性じゃない。

 

しっぽだ!!!!

 

19w5d:3回目妊婦検診

この日、分娩予定の病院の中期スクリーニング。結構緊張していた私。

ここの先生、結構ちゃんとみてくれるし

エコーの性能もいいから、、

 

しかも、去年からずっと見てくれてる先生だから

診断を信じられる。なんでも聞ける。何でもいえる。

 

この日も旦那さんと一緒に通院。

エコー見る前に、実は中期スクリーニングで気になるっていわれたと話しました。

「そうか。そうか。じゃあ今日しっかり見てみようね。」

 

と、優しい先生。

脳も心臓も問題ない。

ここの病院のエコーは産科にあるエコーの中でも1番と言っていい、最新のエコーなんだよ

と教えてくれました。

 

背骨があいてるところもない。

と、何度も何度もじっくりみてくれました。

 

その間赤ちゃんは

・背中見るとき、、腰を浮かせて背中見せる。笑

・腰を見たいな~ってとき、、、腰を持ち上げる。笑

 

なんて、物分かりのいいこなんだ!

えらいね~~っと先生も笑ってました。笑

頭をぽりぽりしてるところもみれました^^笑

 

ずっと我慢してた気持ち。

かわいいな~~って気持ち。

 

これを思ってしまったら、だめだよ、きついよって思ったんだけど

思っちゃったもん。

かわいいって、声にだして。

 

「大丈夫。大丈夫。僕がこの子を診断していいですよ、と預けられたら

大丈夫です。何も問題ありません。と言えるくらい、なんだよ。」

と、先生に言われたとたん

涙がとまらなくなった。。。

 

よかったよかった・・・

 

それしか言えなかった。

 

先生にそう言ってもらえて、

私はすごく助けられた。

赤ちゃんを信じられました。

 

 

 

この時も終始旦那さんは無言。

診察室を出たときに

何も言わなかったけど、何考えてる?と聞いたら

「話したら、泣きそうやった・・」

と。

 

そうだよね、心配なのは

私だけじゃないのに。

 

 

赤ちゃんを信じられた日でした。

この病院を選んでよかった。

 

18w3d:あらたな壁。中期胎児スクリーニング。

NIPTの結果がでてからというもの

気持ちがとっても軽くなった。

 

やっと前を向いて、受け止められる。

中期エコーはきっと大丈夫だろう。

 

だって、クアトロで開放性神経管奇形はないはずだし。

その他で何か見つかっても、重篤な病気ではないだろう。

受け止められる。

と思ってました。

 

当日、旦那さんは仕事が忙しく、どしてもぬけられなかった。

1人で行ったら、昨年診断してくれた女医さんが。

(冷たそうで冷たくない、女医さんです。)

 

「ここへ戻ってきたんですね!」と。

「この部屋トラウマなんです」

と伝えると

「今回で克服しましょう!」と。

 

女医さん2人、技師さん2人。

大がかりだった・・・

 

脳、心臓を始めとし問題ないね

と進んでいくと

 

どうしてもお尻をみせてくれない子。

1時間以上粘っても見せてくれない子。

骨盤あたりにはまってるらしい。笑

 

「うーーん。多分という回答はいらないでしょう??

僕としても、何もないよというエコーをとっておきたいから、もうしばらく頑張ってみよう」

と。

10分、院内をお散歩して戻ると

少し場所を動いてた。

 

「●●先生呼んで~」と、若手の人に指示をする技師さん。

 

私(最後の段階で確認なのかな??)

 

先生到着。

技師さん

「ここが、気になるんですよね。ほんの少しなんですけど」

 

私「え??」

エコーを見ると、確かに

糸みたいな線がおしりの先からでていた。

 

なにこれ。

瘤じゃないわけ。

神経?

頭んの中は大混乱でした。

 

また?

二度もあるの?

 

先生

「見えちゃってるだけだと思うんだよね。2週間後また確認しようか」

 

何、見えちゃってるだけって。。

私でもわかるくらいだったよーー

 

と、この日はお金も取られず

2週間後に再度くることに。

 

技師さん、とても優しく丁寧な方で

エコーの性能がいいから、見えなくていいものも見えてしまうので

2週間後にチェックします。

 

ただ、もしも、、

もしもですよ?

 

二分脊椎であっても、重篤なものではないと思います。

 

 

と。

 

 

この言葉に安心したので、帰ろう。

と思いました。

 

でも、ここからがまた悩みの日々でした。。。

検索検索検索。。。

 

結局、安心できる答えがないと

落ち着けない私でした。。